26日、JR函館線の普通列車の中で、乗客が不審なバッグを見つけ、安全確認のため一部の列車に遅れが出ました。

警察などによりますと、26日午前11時ごろ、江別市のJR高砂駅で普通列車から降りた高齢の女性客が、列車の網棚に放置されていたバッグから「時計の音が聞こえてうるさい」と乗務員に伝えました。

高齢の女性客が「時計の音が聞こえてうるさい」乗務員に連絡

 次の終着の江別駅で、警察がバッグを確認したところ、中身は菓子折りや衣類などで危険物はなく、置き忘れたものとわかりました。

江別駅で警察がバッグを確認

 当時、この列車に乗っていた乗客乗員約42人にけがはなく、折り返しとなる江別発、手稲行きの普通列車に乗る予定だった乗客は、後続の列車を利用したということです。

中身は菓子折りや衣類など危険物なし

 

JR北海道

 このトラブルで普通列車1本におよそ1時間の遅れが出ましたが、現在、JR函館線は平常通り運行しています。

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