去年5月、札幌の歓楽街・ススキノ近くの路上で、金を奪う目的で男性を消火器で殴り、けがをさせたとして、26日53歳の男が逮捕されました。

強盗傷人の疑いで逮捕されたのは、札幌市中央区南1条西17丁目の無職、東海林公彦容疑者53歳です。

東海林容疑者は、去年5月15日午前3時すぎ、札幌市中央区南9条西6丁目の路上で、歩いて帰宅途中の当時25歳の飲食店従業員の男性に対し、金を奪う目的で後頭部を消火器で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。

東海林容疑者は、男性を背後から突然殴って金品を奪おうとしましたが、男性が抵抗したため揉み合いになり、金品を奪わずに逃走したということです。

東海林容疑者と男性に面識はなく、男性は頭から出血し全治10日のけがをしました。

事件の直後、男性が自ら警察に「消火器で殴られた」と通報し、警察は防犯カメラの捜査などから東海林容疑者を特定し、事件から1年4か月たった26日に逮捕しました。

凶器の消火器は、東海林容疑者が事前に用意したもので、現場に残されていたということです。

取り調べに対し、東海林容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察は、犯行の動機などを調べています。

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