台風16号の後ろ側に発生予想の「熱帯低気圧」は“台風のたまご”?
台風16号は、日本に上陸する前に南の海上で「熱帯低気圧」に変わる見込みですが、その後ろ側に今後発生が予想されている熱帯低気圧は、“台風のたまご”の可能性があり今後の動きに注意が必要です。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)の発表する気象予報モデルGFSモデルを確認すると、この「熱帯低気圧」は日ごとに発達するとみられています。
※リンクから「GFSモデル」を確認しながら記事をご覧いただけます。
雨風のシミュレーションで見ても発達が予想されている「熱帯低気圧」
3時間ごとの雨風のシミュレーションを見ても、この「熱帯低気圧」は、先島諸島付近の南側で日ごとに発達するとみられており、今後「台風」となる可能性があります。
北西太平洋の日別海面水温(2024年9月25日現在)
(気象庁・26日発表分)
また、気象庁が発表する北西太平洋の日別海面水温を見ると、25日現在、日本周辺の海面水温は平年よりも1~4℃ほど高い状態で、この「熱帯低気圧」の発生する海域の海面水温は30℃前後あるため発達する可能性があります。
台風16号「シマロン」はいまどこ?
「台風16号(シマロン)」は気象庁の最新情報によりますと、26日午後0時(正午)現在、「日本の南」におり、西方向にゆっくりとした速さで進んでいます。中心の気圧は1002ヘクトパスカルで、中心付近の最大風速は秒速18m。最大瞬間風速は秒速25mです。
その後台風16号は、27日に熱帯低気圧に変わるとみられています。今後の進路や勢力は一体どうなるのでしょうか?
以下、気象庁が発表する「台風16号(シマロン)」の最新の実況と予想の詳細となります。
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