青森県弘前市のリンゴ園で、障がい者の就労支援による「農福連携」として、障がい者福祉施設に通う人が葉とり作業を行いました。
弘前市独狐の鳴海純さんは約4ヘクタールでリンゴを栽培していて、3年前から障がい者の就労支援による「農福連携」を取り入れています。
25日は市内の障がい福祉サービス事業所「りんごの里」に通う5人が園地を訪れました。
園地では、中生種の「シナノスイート」は10月10日頃から収穫の時期を迎えるため、日光を遮る葉を摘み取り、色づきを促す葉とり作業が行なわれています。
5人には初めての作業ですが、果実を落とさないように注意しながら、余分な葉を選び出しては摘み取っていました。
リンゴ生産者 鳴海純さん
「すごく手つきはいいなと感じている。リンゴを触らせると落果する可能性はあるが、だれがやっても同じリスクがあるのでいろんな人ができるようになればいいなと」
りんごの里のメンバーは27日までに、約70本の「シナノスイート」の葉とりをすることになっています。
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