23日、青森県六戸町で車同士が衝突し、高齢者3人が死亡、3人が重軽傷を負いました。現場の交差点では、交通事故が相次いでいるため町が対策を講じていましたが、痛ましい事故を防ぐことができませんでした。
逮捕・送検された十和田市東一番町の会社員・小笠原秀一容疑者(21)は、23日午前9時前、六戸町犬落瀬の町道で一時停止標識に従わず軽トラックで交差点に侵入し、ワゴン車に乗っていた6人を死傷させたとして過失運転致死傷の疑いが持たれています。
ワゴン車は、デイサービスの利用者の送迎中でした。
警察によりますと、現場の交差点での人身事故は2024年で5件目だということです。
事故の多発を受け、町はこの夏、白線の引き直しや減速を促す看板を設置したほか、電柱に回転灯を設置するといった新たな対策を予定していました。
こうした事故防止に向けた取り組みが始まった矢先の痛ましい事故…。
警察は今後、現場診断を行うなどして事故の原因詳しく調べることにしています。
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