青森県六戸町で23日、車同士が衝突して3人が死亡、3人が重軽傷を負った交通事故についてです。警察は、一時停止標識に従わなかったとして軽トラックを運転していた男を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。
事故が起きたのは23日午前9時前、六戸町犬落瀬の町道交差点でデイサービスを利用する高齢者を乗せたワゴン車に軽トラックが突っ込みました。
この事故で、ワゴン車に乗っていた今泉勢子さん、小川原アサさん、山本ミサさんの3人が死亡したほか、70代と90代の男女合わせて3人が重軽傷を負いました。
警察はドライブレコーダーや現場の状況を調べ、一時停止標識に従わず、交差点に侵入したとして、軽トラックを運転していた十和田市東一番町の会社員・小笠原秀一容疑者(21)を過失運転致死傷の疑いで逮捕しました。死亡した3人が通っていた施設の運営法人の担当者は苦しい胸の内を明かしました。
※施設の運営法人
「私どもの事業所を選んで来てくださっていたので、このようなことになってしまって本当に申し訳ないと思っています。」
「ハンドル握る以上は自分の命だけではなく、人の命もかかっているので、自分の気持ち、運転次第ではいろんな方を巻き込んでしまうということを感じてほしいですね。」
警察の調べに対し小笠原容疑者は容疑を認めているということです。
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