日本銀行青森支店は、県内の景気判断を1年ぶりに下方修正しました。一方で、夏休みや夏祭り時期の観光需要は活発だとしています。

日本銀行青森支店はきょう、県内の景気判断を「基調としては、緩やかに回復している」と発表しました。先月まで据え置いた「緩やかに回復している」から一段下げた形で1年ぶりの下方修正です。需要の面では公共投資が横ばいで推移しているほか、個人消費は百貨店とホームセンターが弱含んでいます。また雇用・所得情勢は全体として改善しているものの労働需給は引き締まっているとしています。一方で、ことしの八戸三社大祭の入れ込み客数が去年を上回るなどしていてサービス消費が個人消費をけん引しているとしました。※日本銀行青森支店益田清和支店長14:04付近「全体としては夏休みや夏祭りシーズンにおけるインバウンド事業を含めた観光需要が旺盛であり、これを受けてサービス消費が個人消費全体をけん引している」こうしたことを受け日銀青森支店は県内景気を「基調としては、緩やかに回復している」として1年ぶりに判断を下方修正しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。