2023年に収穫されたリンゴの取り引きを締めくくる「りんご止市」が、青森県弘前市の青果市場で行われました。2023年産リンゴは1箱20kg入りの平均価格が初めて6000円を超えて過去最高となりました。

弘果弘前中央青果で25日の朝に行われた「りんご止市」には、有袋の「ふじ」を中心に「シナノゴールド」や「王林」など1万3000箱あまりが上場され、次々と競り落とされました。

弘果は、25日で2023年産リンゴの取り引きは終え、全体の取扱数量は423万箱と22年産を60万箱も下回りました。

その一方で、シーズンを通して品薄感からの高値基調で取り引きが続き、金額は4年連続で200億円を超え、平均単価は6142円と、初めて6000円を上回り、過去最高となりました。

弘果弘前中央青果 會田一男専務
「6000円以上というのは過去最高ですので、ほかの果物やいろんなまわりの状況にもよるが、それだけ青森のリンゴが評価された証しだと思う」

2024年産のリンゴの競りは、弘果では8月初めに始まります。

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