コメの品薄状態が続く中、仙台市内のスーパーで宮城県産「ひとめぼれ」の新米の販売が始まりました。5キロの価格は去年よりも700円上がっています。

ツヤがあり、ふっくらとした炊きたての新米。若林区のみやぎ生協荒井店では新米発売セレモニーが行われ、生産者らが新米のおにぎりや炊きたての新米を買い物客にふるまいました。

客:
「すごい香っていておいしいです」

店内には「ひとめぼれ」の新米が並びさっそく多くの買い物客が手に取っていきました。みやぎ生協では8月下旬から18日まで、コメはひと家族1点までと購入制限をしていましたが、19日から制限をなくしました。

買い物客:
「今いろいろ手に入りづらいので良かったですいっぱいあって。そのまんま塩むすびにして子どもにあげたり、私もそのまま食べるの好きなので」

今年は生産コストの上昇によりコメの概算金も上がったことから、みやぎ生協の「ひとめぼれ」の新米価格は5キロで税別2680円で去年と比べて700円値上げしました。

買い物客:
「価格はあれじゃないですか、農家の人の資材とか色んな機械の購入があがってるしね、それからみたら今くらいで良いじゃないですか、少し上がってもね」

今年は夏の猛暑の影響で高温障害も心配されましたが、昼と夜の温度差があり登熟も十分に進みおいしいコメが出来上がったということです。

村上晴香キャスター:
「ツヤがありますね、新米おにぎりいただきます。すごく甘みがある新米、ふっくらとしてとてもおいしい」


JA全農みやぎ米穀部次長兼米穀販売課長 石井覚さん:
「昨年以上に良いお米が出来たと思いますので、特に食卓をはさんで家族で食べていただくとより一層おいしいお米、ご飯になると思います」

来週以降は「ササニシキ」や「だて正夢」などの販売も始まる予定です。

みやぎ生協では去年より2日早く新米を販売。来週水曜までセール価格で来週木曜からは5キロで税抜き2980円。

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