土地取引の目安となる地価が公表され、山梨県全体の平均は32年連続で下落しましたが、工業地や富士北麓の商業地は上昇しています。
今年7月1日時点の県内265地点の地価の平均は1平方メートル2万6100円で、前年と比べ0.7パーセント下落しました。下落は32年連続です。
不動産鑑定士 県代表幹事 杉本裕昭さん:
「山梨県の総人口は減少傾向にあり、県全体の住宅地平均変動率が上昇することは難しいと考えます」
用途別です。
住宅地と商業地は32年連続で下落しましたが、富士北麓の商業地は外国人観光客の復活で上昇地点が増え、河口湖駅前は12.7%と大幅に上昇しました。
この他、工業地は中部横断道南部区間が開通した効果で3年連続で14地点全てで上昇しました。
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