世界企業の原点回帰です。ユニクロなどを展開するファーストリテイリングが創業地山口県と、防災や雇用促進など地域振興に向けた協定を結びました。

山口県庁で17日に行われた締結式では、村岡知事とファーストリテイリングの大笘直樹グループ執行役員が、協定書にサインをしました。協定は地域防災や雇用促進、循環型社会の実現など5項目です。災害が発生した場合山口市佐山の本社施設や衣料品を提供します。また県立大学への講師の派遣して県内の就職や雇用促進につなげます。ファーストリテイリングでは着なくなった服を再生し、世界の難民に届ける活動をしていて、学校を訪れてこうした活動を通じて世界と自分の関わりを考えてもらおうという出前授業なども進めます。

ファーストリテイリング大笘直樹グループ執行役員
「地方が発展する、日本がより豊かになっていくことが大事なことだと思っていますので、そう言った意味でわれわれファーストリテイリングにとっていちばん縁のある自治体はどこなんだってすると山口県になりますので」

ファーストリテイリングが都道府県と包括連携協定を結ぶのは初めてで、本社勤務の採用枠も設けていきたいとしました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。