盛岡市の歴史的建造物岩手銀行赤レンガ館をイメージした万年筆用のインクが発売になりました。お土産や自分へのご褒美になるご当地オリジナルインクとして話題を呼びそうです。

こちらがきょう発売となった万年筆用のインク「岩手銀行赤レンガ館~街角のいしずえ~」です。
文具の販売を手がける盛岡市の平金商店がご当地オリジナルインクIWATEJIKANシリーズの第2弾として開発しました。


インクをボトルから吸入するコンバーター式の万年筆やペン先にインクを付けて文字を書くガラスペンで使用することができます。
乾燥すると、赤みを帯びたこげ茶色が国指定の重要文化財岩手銀行赤レンガ館と同じ落ち着いたレンガ色に変わります。

(記者リポート)
「今、若い女性を中心に万年筆やガラスペンがブームになっていて、こちらの店でも幅広く展開しています」

平金商店によりますと、スマートフォンやパソコンが全盛で文字を書く機会の少なくなった今だからこそ、文字を書くことが特別な行為となり、文具へのこだわりが増しているといいます。
8月、盛岡市で行われた短歌甲子園の会場で試験的に販売したところ、出場した高校生らに合わせて15個が売れたということです。

(平金商店  小川智子さん)
「今、盛岡には非常に多くの観光客が訪れています。国内もそうですが、海外からもたくさん外国人がいらっしゃっていますのでぜひそうしたいろいろな方に使用していただければと思っています」

ご当地インクシリーズIWATEJIKANは、20ミリリットル入りが1980円で、盛岡市肴町と矢巾町の矢巾ショッピングセンターアルコ内の平金商店パステル館で販売されています。

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