大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学で秋の卒業式が行われ、留学生ら498人が新たな一歩を踏み出しました。

立命館アジア太平洋大学で行われた秋の卒業式には、53の国と地域の学部生と大学院生あわせて498人が門出を迎えました。

米山裕学長が「より良い世界を創造するという課題を胸に卒業してほしい」と激励したあと、卒業生を代表してベトナム出身のグェン・キェウチさんが、これからの決意を表明しました。

グェン・キェウチさん

(グェンキェウチさん)「前進するときに完璧さを目指すのではなく、つながりを大切にし、私たちを導いてくれた絆を強めたい」

式では学部と大学院の学生に学位記が手渡され、卒業生は気持ちを新たにしました。

(卒業生)「私は多くの言語やチームワークを学んで、いくつかのスキルも向上できた」「他国の学生と一緒に勉強をして学んだことも多いので、その部分を活かして仕事をがんばりたい」

卒業生の半数近くは、東京を拠点とする企業への就職内定が決まっています。

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