長崎県警本部に所属する40代の女性事務職員が、部下に対してパワハラやマタハラ行為を行ったとして、本部長注意の処分を受けていたことが分かりました。

県警監察課によりますと、女性事務職員は2020年の10月~2024年6月にかけて、同じ部署の女性部下3人に対し強い口調で質問をしたり、舌打ちやため息などで威圧的な態度をとるなどしたということです。

また部下の女性が育児のため時短勤務をしようとした際、退庁間際に業務を増やして育児制度の利用を阻害したほか、「子どもってそんなに熱を出すの」などと発言したということです。

県警では2024年6月に同部署の別の上司が、被害にあった部下のうちひとりに聞き取りを行ったことから発覚したとしています。

女性職員は「仕事でいらだって、無意識にハラスメントに該当することをやっていました」と話しているということです。

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