今治市消防本部は、人事異動案を内部で流出させた署員など、あわせて12人を懲戒処分にしたと発表しました。

今治市消防本部では、人事異動案をスマホで撮影し内部で流出させたとして、中央消防署の署員など3人が停職や減給などの処分を受けています。

消防本部のその後の調査で、新たに中央消防署の20代の男性署員が人事案を盗み見しLINEで拡散していた他、職員4人が情報流出に関与していたことが判明したということです。

そのため、消防本部は20代の男性署員を停職2か月、関与した職員4人も減給や戒告の処分としました。

また、当時の上司ら6人も監督責任があるとして戒告などの処分としています。

このほか、兼業許可を得ていない同僚職員に農作業の手伝いを依頼し、報酬を渡していたとして、50代の男性職員も戒告処分を受けています。

今治市消防本部では13日付けであわせて12人が懲戒処分を受けていて、徳永繁樹市長は「組織を挙げて、土壌改革に取り組む最中に不祥事事案が後を絶たないのは、由々しき事態。全ての職員が一丸となって、信頼回復に取り組む」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。