小中学校の学校給食費無償化の早期実現を求めて、盛岡の市民団体が10日、盛岡市議会に請願書を提出しました。
盛岡市議会を訪れたのは「学校給食費の無償化を求める岩手の会」のメンバー4人です。
請願書によりますと、学校給食費は年間6万円ほどで子育て家庭の家計を圧迫しているとして、2023年10月に盛岡市議会で採択された「小中学校の完全給食の実施と学校給食の無償化を求める請願」の早期実現に向けスケジュールを明確にすることを求めています。
10日は会の代表メンバーが盛岡市議会の遠藤政幸議長に請願書を手渡しました。
遠藤議長は「皆さんの負担を減らすことができるように重く受け止める」と述べました。
（学校給食費の無償化を求める岩手の会事務局 佐藤浩子さん）
「実現している自治体が、岩手県内ですと11の自治体だけですので、協力団体と一緒に県内すべての自治体で学校給食費が無償になるように運動していきたいと思っております」
「学校給食費の無償化を求める岩手の会」は9月下旬には岩手県議会にも請願書を提出する予定です。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
