青森県内の漁業関係者などが、海の事故での救難技術などを競う大会が横浜町で開かれました。
大会は、漁業者などで組織される県内各地の救難所の「意識高揚」や「技術向上」を目的にコロナ禍を経て5年ぶりに開かれ、横浜町や平内町といった県内4つの救難所から約250人が参加しました。
競技は、心肺蘇生や火災が発生している船の消火活動のほか、ゴムボートの操船技術など4種目が行われ、地区ごとに技術の正確さや素早さなどを競いました。
佐井救難所の出場者
「これからも海難防止に努めて徹底していきたいと思います」
横浜町救難所の出場者
「海は何が起こるかわからないので、これがほんとの海であった事故の時に役に立てばいいなと思います」
大会を主催した県漁船海難防止・水難救済会によりますと、県内では2月に横浜町の沖合で作業をしていたホタテ漁船が転覆して乗っていた4人が亡くなるなど、2024年に入り13件の海難事故が確認されています。
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