今年6月から7月13日までの間、札幌市厚別区の住宅敷地から自転車を盗んだとして8日、51歳の男が逮捕されました。
男は、この盗んだ自転車で旭川市を経由して稚内市に移動しあと、斜里町など北海道東部を回って白糠町にいたところを職務質問され、不法にノコギリを所持したとして8月28日に逮捕されていました。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の51歳の無職の男です。
男は、6月30日午後8時30分ごろから7月13日午後6時45分までの間、札幌市厚別区厚別東1条6丁目の住宅のカーポートにあった婦人用自転車(時価1万3000円相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、男は8月28日深夜、釧路市の隣の白糠町で正当な理由なくノコギリを所持していた疑いで、その場で逮捕されていました。
その際、男が乗っていた自転車について警察が調べたところ、札幌市厚別区で盗まれたものと判明し、警察は裏付け捜査を進めていました。
取り調べに対し、51歳の無職の男は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
男は、札幌市厚別区で盗んだ自転車で、旭川市を経由して稚内市へ北上したあと、東部の斜里町へ移動、そして職務質問を受けた8月28日までに白糠町へ自転車をこいだということです。
職務質問を受けた際の男の所持金は、1000円ほどでした。
警察は、男の生活実態や、逮捕前の足取り、余罪の有無を調べています。
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