和歌山県太地町で8日、イルカなど小型鯨類の追い込み漁があり、太地いさな組合の船団10隻がハナゴンドウ約10頭を今季初めて捕獲した。海上保安官や県警の警察官らが警戒し、反捕鯨団体による妨害活動はなかった。漁は来春まで続く。1日に解禁され、台風の影響で初出漁を5日に延期していた。  船団は午前5時ごろ出港。6時ごろに沖合約9キロでハナゴンドウの群れ約40頭を見つけ、畠尻湾へ追い込んだ。体長はいずれも約3メートル。  漁を終えた松本修一組合長(62)は「うまく捕れてほっとした。今シーズンも頑張りたい」と話した。


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