青森県のサクラの名所・弘前公園に、国内外の人がどれだけ訪れているかが一目見て分かるようになりました。観光客に、地図で自宅がある場所にシールを貼ってもらうボードが設置され、人気を集めています。

駆け足で北上を続けるサクラ前線。弘前公園の外堀では、ソメイヨシノの「花筏(はないかだ)」が日増しに広がり、鮮やかに染め上げています。

この“日本一”と称されるサクラが織り成す絶景を見ようと、24日も国内外から大勢の観光客が訪れています。

この人たちに、どこから来たのか、ボードの地図にシールを貼ってもらう取り組みが先週金曜日19日から始まりました。

開始6日目で約6000人が利用。やはり、青森県に住む人が多く、貼られたシールでさながら岩木山のように盛り上がっています。

このほか、国内では東北や関東が、海外では台湾から来た人が多く、弘前公園のサクラの知名度がいかに高いのかが伺えます。

観光客は
「メキシコから来ました」
「兵庫県のたつの市です」
「姫路から来ました」

弘前市国際広域観光課 鳴海孝昭さん
「九州四国中国からも来ていただいていて、この弘前公園のサクラは日本中、あとは世界にも響くものがここにあると感じました」

「どこから来ましたかボード」は、弘前公園二の丸のPRブースでまつり期間中の5月5日まで設置されます。

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