岡山選出の衆議院議員で自民党の加藤勝信元官房長官は、今月(9月)行われる総裁選について、立候補に必要な推薦人20人の確保に目途が立ったことを明らかにしました。来週10日には出馬会見を行うとしています。

(加藤勝信元官房長官(68))
「推薦人20人の確保に向けて、努力をしてまいりました。今の時点でその目途がついた」

国会内で記者団に説明した自民党の加藤勝信元官房長官(68)です。加藤氏は先月、党の総裁選出馬を目指す考えを表明していて、きょう(6日)支援する議員との会合の後、20人の推薦人確保に目途がついたことを明らかにしました。

岡山5区選出の衆議院議員である加藤氏は2003年に初当選し、現在7期目。党の総務会長や厚生労働大臣、官房長官を歴任しています。加藤氏は、「ニッポン総活躍プラン」を掲げ、最も重視する政策として「所得の倍増」などを打ち出す方針です。

(加藤勝信元官房長官(68))
「いろんな意味で経済指標は良くなっているかもしれないけど、私たちの生活は決してそうではない。あるいは、地方にいる人間からすると、もう過疎化がどんどん進んで、本当にいつまでこの地域で暮らし、住み続けていけるのだろうかという本当に強い危機感を持っておられる。やっぱりそういった声にしっかり応えていかなきゃいけない」

加藤氏は来週10日に出馬会見を開く予定です。すでに6人が立候補している自民党総裁選挙は今月(9月)12日告示・27日投開票です。

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