子どもたちに地域の基幹産業でもある漁業への理解を深めてもらおうと、地元の小学生によるワカメの芯抜き体験が行われました。

ワカメの芯抜き体験は宮古市が企画したもので、3日は宮古市内にある津軽石小学校の5年生の児童18人が、ワカメの産地として知られる重茂の水産体験交流館「えんやぁどっと」を訪れました。
「芯抜き」とは採れたワカメを茎と葉に分ける作業のことで、児童たちは慣れない作業に悪戦苦闘しながら用意された15キロのワカメに、はさみで切れ目を入れていました。

(児童は)
「最初は難しかったけど最後まで諦めずにできたのはよかったです」
「こんな難しいことを毎日やっているのはすごいと思う」

芯抜きしたワカメは、児童たちがデザインしたオリジナルのパッケージに入れて自宅に持ち帰りました。

2024年は収穫量が少なく価格が高騰していることや、遠くは九州まで出荷されていることなど重茂のワカメについて学んだ児童たち。

今後は魚市場の見学などを行い漁業への理解をさらに深めることにしています。

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