2024年の上半期に青森県内で確認された「殺人」や「性犯罪」などの重要犯罪の認知件数が2023年の同じ時期の1.8倍になったことが、青森県警察本部のまとめでわかりました。

県警察本部のまとめによりますと、2024年1月~6月にかけて確認された「殺人」や「強盗」、「性犯罪」など重要犯罪の件数は、暫定値で合わせて81件と、2023年の同じ時期と比べ1.8倍となりました。

警察は重要犯罪が急増した理由について、刑法の改正によって「不同意性交等罪」と「不同意わいせつ罪」が新たに設けられたことで、改正前より性犯罪の処罰対象が拡大したことや新型コロナウイルスが5類に引き下げれたことで、人々の動きが活発になったことに伴い犯罪が増加したことなどが考えられるとしています。

こうした状況を踏まえ、青森県警察本部は「関係機関と連携して広報啓発活動を推進するとともに、検挙活動を強化していきたい」としています。

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