皇室の方々に鳥取の秋の味覚を味わっていただこうと、3日、鳥取県米子市で「献上梨」の箱詰め作業と引き渡し式が行われました。

今回献上されるのは、果汁が多く、酸味と甘さのバランスのとれた味が特徴の二十世紀梨です。

4人の生産者が持ち寄った選りすぐりの240個の中から、さらに選び抜いた梨、112個が箱詰めされました。

鳥取西部農業協同組合 米子・あいみ果実部 長谷川彰一 部長
「甘味もしっかり乗った、肌の綺麗な梨が出来上がったんじゃないかなっていうのが今年の感想でございます」

鳥取県西部総合事務所 妹尾秀司 農林局長
「生産者の皆様の高い技術で、今に至っていると思いますので、やはりこの二十世紀(梨)の歴史を次の世代につないでいくっていうことが大切かなというふうに思っております。そういったことで検討しましても、梨の生産振興を引き続き支援して頑張っていきたいなと言うふうに改めて思いました」

献上梨の取り組みは、鳥取県内の各選果場が持ち回りで行っていて、米子・あいみ果実部が担当するのは2016年の統合後、はじめてだということです。

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