青森県・津軽地方最大の秋祭り「お山参詣」は最終日の3日、日の出に合わせて参拝客が岩木山からのご来光を拝む「朔日山」が行われました。果たして、太陽は現れたのでしょうか。

午前3時すぎ、岩木山の山頂を目指して歩く大勢の参拝客。津軽地方最大の秋祭り「お山参詣」は、3日に最終日の「朔日山」を迎え、約200人の参拝客が山頂でご来光を拝むために岩木山を登りました。

村上怜生記者
「強い風が吹きつけ、凍えるような寒さのなか、参拝客たちが次々と昇って来ます」

天気は安定せず歩きづらい道のりのなか、参拝客たちはヘッドライトを頼りに険しい道を歩き続け山頂に到着。

日の出の時間となる午前5時すぎには山頂で登山囃子が奏でられ、参拝客たちはいまかいまかと日の出を待ちます。

日の出の予定時刻を過ぎても厚い雲に覆われていた太陽は、午前5時半過ぎに顔をのぞかせました。

参拝客たちは五穀豊穣や家内安全を願い、2年連続となったご来光に静かに手を合わせていました。

参拝客は
「見れただけですごいうれしくて、弘前市内からや色んな所から岩木山見れますが、特別だなと思いますね。お囃子と一緒に景色が見れてすごいうれしいです」

「最後の最後できれいなご来光が見れて来てよかったなと思いました」

「朔日山」を終えると津軽地方は出来秋を迎えます。

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