インバウンド需要のさらなる“起爆剤”となることが期待されています。10月に約4年8か月ぶりに青森空港と台湾を結ぶ「エバー航空」の定期便が再開します。これに合わせ、3日、県庁に運航を記念した横断幕が掲げられました。
3日は県庁で、青森・台北線定期便の運航再開を記念した横断幕の除幕式が行なわれました。
台北線の定期便は、新型コロナの影響を受け2020年から運休していて、10月29日に約4年8か月ぶりに運航を再開します。
式ではエバー航空の陳 啓偉(ジェフリー・チェン)日本支社長が挨拶し、県民の利用に期待を寄せました。
エバー航空 陳啓偉 日本支社長
「青森県のみなさんにもこれからぜひ台北へ、または台北を経由して世界各地へ旅行していただきたいと思います」
青森・台北線定期便は2025年3月末までの期間、火曜・木曜・土曜の週3往復運航します。
また、青森市では県内の宿泊施設や交通機関、観光事業者と台湾の旅行会社による商談会が開かれました。
このうち、青森市の浅虫温泉で旅館の事業再生を手がける企業の担当者は、温泉施設の館内でイベントを行う時の衣装を着て参加し、設備を全面的にリニューアルしたことなどをアピールしていました。
MOSPAあさむし共創プラットフォーム 栗原久和 社長
「浅虫温泉の魅力と共にねぶたの楽しさをアピールできればと思って一生懸命、アピールをしているところであります。ぜひ踊ってみたいというような言葉を頂いたので、そういう意味ではある程度の手応えを感じている所であります」
台湾の旅行会社の担当者
「青森に新しい観光地を見に来て、これから商品として客に勧めることができるようにする。青森は景色はきれいですし、空気もおいしいですし、食べ物ももちろんおいしいです」
県は、台北線定期便の運航が再開される10月29日の直前に台湾で青森の魅力を発信する様々な催しを行ない、宮下知事も現地でトップセールスを行うことにしています。
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