当時10代の女性にホストクラブでの借金を返済させるためデリバリーヘルスに紹介するなどしたとして富山市のホストの男3人が逮捕されました。

富山県警と石川県警の合同捜査本部は26日、職業安定法違反の疑いでいずれも富山市に住む飲食店従業員の山本翔太容疑者(34)と車民渡容疑者(25)、木下大輔容疑者(36)の3人を逮捕しました。

3人は2023年12月頃中旬および下旬ごろ、当時10代の女性を、県内の無店舗型の性風俗店、いわゆるデリバリーヘルスに紹介し働かせた疑いがもたれています。

警察によりますと3人は富山市総曲輪にあるホストクラブ「LUXIS」でホストとして働いていて、当時10代の女性は客でした。

また山本容疑者は2023年12月中旬ごろ、この女性との間で金銭と引き換えに不特定多数の男性を相手に性交させる約束をした売春防止法違反の疑いでも逮捕されていいます。

売春で得た金銭は女性が店への借金の返済に充てていたとみられます。

車容疑者はすでに別の20代の女性を、富山県内の性風俗店に紹介して働かせた疑いで今月5日に逮捕されていて、取り調べを進めていたところ今回の事件が発覚しました。

警察は、捜査に支障があるとして3人の認否を明らかにしていません。女性のホストクラブへの借金は、に数十万円にのぼるとみられています。

警察は、暴力団組織や匿名・流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」との繋がりも視野に、事件の全容解明に向けて慎重に調べを進めています。

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