教員や保護者でつくる市民団体が、学校のプールや児童館などの猛暑対策を求める要望書を広島市に提出しました。

要望書を提出したのは広島市の教育や保育に関わる職員や保護者などでつくる「ひろしまの子どもを守る実行委員会」です。話し合いには児童館や保育所の職員などおよそ60人が出席しました。連日続く猛暑で、空調設備がない児童館では、職員が熱中症対策に追われる現状を訴えました。

そのうえで▼児童館や体育館に空調設備を設けることや、▼遊び場に遮光ネットをはることなど対策を求めました。
団体は、30日には広島市教育委員会に、学校のプールサイドにも何らかの対策を講じ、猛暑でも使用できる環境の整備を求めることにしています。

ひろしまの子どもを守る実行委員会 大内理枝実行委員長
「子どもがどういう風にしたら生活しやすいのかを考えながら要望していきたい」

広島市は対応策を検討するとしていて、来年3月に回答の場を設けるということです。

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