降格圏で苦しい戦いが続く鹿児島ユナイテッドFCは、24日、ホームで首位の清水エスパルスと対戦。大熱戦を演じるも無念の4連敗です。

打ち上げられるか歓喜の花火。今季最多1万406人のサポーターが駆け付けた白波スタジアムで、19位の鹿児島ユナイテッドFCは首位の清水と対戦しました。

試合は立ち上がり、首位相手にがっぷり四つの展開に。前半3分、セットプレーから鈴木。ここはクロスバーの上に外れます。

守っては泉森がこのファインセーブ。個で打開してくる清水に対し、ユナイテッドFCはチームで守ります。前半終了間際には、沼田のパスを鈴木が落とし有田。互角に渡り合い、0対0で折り返します。

後半も、積み上げてきた連携した守備で相手を抑えると、「狙っていた」というカウンターから、相手ゴールに迫る場面も。後半20分には、有田が相手を振り切りシュート。

しかし、この決定機は決めきれず。その後も一進一退の展開が続くなか、試合終了間際。このプレーでPKを与えてしまうと、冷静に決められ痛恨の失点。

終盤に力尽き、1対0で敗れたユナイテッドFC。駆け付けたサポーターに勝利を届けられず、無念の4連敗です。

(浅野哲也監督)「選手たちは最後の最後まで粘り強く戦ってくれた。ただ、それでもまだ勝ちにつながらないというところでは、私含めまだまだ力が足りないと思った」

(広瀬健太選手)「負けていますし、『惜しい試合だったね』じゃもうだめなので。どんな試合でも最後10試合、勝点を拾わなければ残留ができないので、惜しかったじゃなく、勝点を取りにいかないとだめだと思う」

今シーズンもいよいよ終盤、残り10試合。ホーム・アウェーが5試合ずつです。次の試合は31日土曜日、未だ勝ちがない鬼門のアウェーで14位の甲府と対戦します。

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