強い台風10号は、今週の29日に愛媛県内に最も接近するおそれがあります。

7月の土砂崩れで被害を受けた松山市緑町の住民からは、不安の声が聞かれます。

土砂崩れで経営する飲食店が被害を受けた竹田利宣さんは、1か月以上の避難生活を経て、3日前に店舗兼住宅に戻ったばかりです。

接近する台風に不安が募ります。

「台風は怖いですね。同じように崩れるんじゃないかと思って」

竹田さんの店は修復作業中で、木の板を壊れた扉の代わりにして入口を塞いでいます。

業者に修理を依頼していますが、台風が来るまでに修復が間に合うかどうか分からない状態です。

「台風が来るまでに終わればいいけど、どっちかなとやきもきしている。空いているところから風がドーンと入ってくると屋根なんてすぐ飛んでしまいますからね。心配」

土砂災害から少しずつ立ち上がろうとする中での台風接近。

住民たちの不安な日々は続きます。

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