新潟市が描く、東大通の“未来の姿”とは?

JR新潟駅前から萬代橋方向へ延び、流作場五差路までをつなぐ『東大通』。
最大で片側4車線ある広い道路で、きょうも多くのバスや車が行き交っています。

この東大通の再整備に関する初めての検討会議が26日に市役所で開かれました。

その中で新潟市が出した再整備後の『参考イメージ図』では、歩道がかなりのスペースをとってあり、車線は片側1車線となっています。

目指すのは『風格と機能を併せ持つ都心の象徴的ストリート』。

【市の担当者】
「駅と街を結ぶ重要な役割を担う“都心軸”として描いています」

駅と街とをつなぎ、沿道と一体となった、緑豊かで居心地が良い「人中心の空間」として再整備することを、新潟市では目指しています。

再確認は必要としつつも、新潟市は車線を減らした際のシミュレーションを行っていて、将来的には交通量が減り「片側1車線にしても混雑はしない」という結果を示しました。

これについて出席者からは、
「新幹線や在来線がくると短時間で混むので、その時間帯の調査もお願いしたい」とする意見や「交通量についてより長期間のデータが必要」などの意見も出されました。

【新潟市都市政策部 三富健二郎理事】
「新潟駅を降り立った方が奥へ奥へと進んで行けるような、そういう空気感が漂っていなければいけないと思っています。東大通がそういったものを感じさせる空間になっていなければいけない」

2回目の会議は12月に予定されていて、車線数の見直しなどについての具体的な検討に入ります。その上で2024年度中に基本方針案を作り、市民の意見を聞いたうえで、2025年度中に方針を決定するということです。

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