昭和初期を中心に、戦前戦後を通して、およそ800家族が岩手から移り住んだ、ブラジルで、25日「岩手県人会の創立65周年を祝う式典」が開かれました。
サンパウロで開催された式典には、移住1世から5世まで約200人が参加し、岩手からは、達増拓也岩手県知事を団長とする訪問団が訪れ、岩手県人会の創立65周年を祝いました。
1940年、父親が遠野市宮守町から移住した二世の多田マウロ孝則会長は、『岩手県人と子孫達は、様々な分野でブラジル社会に貢献している。交流を続けるため、県の研修生、留学生制度の継続をお願いしたい』と挨拶しました。
達増知事は『岩手県出身者は、長年にわたり、血のにじむような努力をしてきた。ブラジルとの友好親善のため、一層のご尽力を賜わりたい』と祝辞を述べました。
式では、郷土芸能使節団による民謡ショーも行われ、「外山節」や「南部俵積み唄」など、岩手ゆかりの民謡が次々と披露されると、会場は大いに盛り上がり、参加した、移住者達が、盛んに拍手を送っていました。
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