学童疎開船・対馬丸で多くの児童が犠牲となった那覇市の泊小学校に犠牲者の名前が刻まれたモニュメントが設置されました。
26日、那覇市の泊小学校で開かれた除幕式には、児童や遺族およそ200人が参加しました。
1944年8月学童疎開船・対馬丸は沖縄を出て長崎に向かう途中、アメリカ軍の攻撃を受け学童784人を含む1484人が命を落としました。
泊小学校の前身にあたる泊国民学校では、当時の児童や教員など130人の犠牲が確認されていて、船の汽笛の音にあわせて黙とうが捧げられました。
児童代表・曽根稜月さん
「私たちの未来で日本が戦争しないように、世界から戦争がなくなり平和が続くように学び、語り継ぎ、実現させていきたいです」
参加者たちは対馬丸の犠牲者を悼み平和へのを思いを新たにしました。
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