パリオリンピックで陸上女子1万メートルに出場した小海遥 選手が26日、地元である新潟県 妙高市役所を表敬訪問しました。小海 選手にパリで感じたこと、これからの目標について聞きました。

妙高市の職員から大きな拍手で迎えられた小海遥 選手。

地元に戻り、妙高市役所を表敬訪問しました。

【小海 選手】「4年後のオリンピックというよりも、今回パリ五輪で得られたものを生かすということと、課題が何個も見つかったので、克服していって今の実力以上のものを何年か後に発揮できたらいいなと」

小海選手はパリオリンピックの女子1万メートルに出場。31分44秒03で25人中19位でフィニッシュしました。

「小海選手、おかえりなさい」
【小海遥 選手】「ありがとうございます。周りの声援も大きくて、すごく楽しい雰囲気があって、日本と違うなっていうのを感じました」

レースは中盤から徐々に動き出しましたが、このペースになかなかついていくことができなかったそうです。
パリの舞台で一番感じたのは…。
【小海 選手】「レースが動く時の『切り替え』と自分との実力がやっぱり違うので、1万メートルだからと言って、スタミナだけじゃ足りなくて、スピード練習とかももう少しやっていかないとそこは埋められないかなと思います」

初めてのオリンピック出場では地元の妙高市民や母校 新井中学校の後輩からの応援が背中を押してくれました。

「どうでしたか?ああいった声があるというのは」
【小海 選手】「オリンピックの前っていうのは、すごく心配になったり不安になるんですけど、そういう応援してくれる人がいるって思えるだけで、すごく力になったので、すごく感謝しています」

世界の舞台を経験し、大きな収穫を得た21歳の小海選手。次の目標は第一生命グループの陸上競技部として出場する11月のクイーンズ駅伝です。

【小海 選手】「チームの目標っていうのを、上半期から掲げているので、そこを達成できるような走りをするためにもう1回ベースを作り直して、オリンピック以上の走りがしたいなって思っています」

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