新しく制定された火山防災の日の26日、大分県竹田市と九重町をまたがる九重山の噴火を想定した訓練が行われ、関係機関が対応を確認しました。

この防災訓練は県内に3つある活火山を対象に県などが実施していて、14の関係機関からおよそ80人が参加しました。

訓練は九重山の硫黄山を震源とする火山性地震で水蒸気噴火が発生し、噴石が飛散したことを想定。噴火警戒レベルを3に引き上げて、火口周辺2キロの範囲を入山規制したほか、現地指揮本部を設置して登山客の救助や避難誘導の手順などを確認しました。

(県防災対策企画課・佐藤輝秋さん)「まだまだこれからやるべきことはあると思います。まずは関係機関に初動対応を含めてどういった事が必要か覚えていただくことが大事だと思っています」

県は「訓練を重ねて関係機関との連携を強化していきたい」としています。

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