新型コロナウイルスについて、愛媛県内で8月12~18日の1週間に定点医療機関1か所あたりから報告された感染者の数は7.67人でした。

前の週から5.78人減少しているものの、宇和島保健所では「警報レベル」、今治保健所では「注意報レベル」の状況が続いています。

県は夏休みが終わり学校が再開すると、再び感染が広がる恐れがあるとして、引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

保健所別では以下の通り(括弧内は前週比)
四国中央9.00人(-1.80)
西条6.60人(-9.70)
今治12.00人(-2.88)
松山市4.13人(-6.00)
中予2.86人(-4.00)
八幡浜9.14人(-5.15)
宇和島14.71(-8.29)

また、愛媛県によりますと、8月5~18日の期間、県内では「腸管出血性大腸菌感染症」の感染者が3人確認されたということです。

今年に入ってからの感染確認は累計24人で、過去10年で最多となっています。

「腸管出血性大腸菌感染症」は菌の付着した食べ物などを口にすることで感染するもので、激しい腹痛や下痢、血便などの症状を引き起こします。

また、乳幼児や高齢者は重症化しやすく、合併症を引き起こした場合、死亡する恐れがあります。

県は調理器具を生ものとそれ以外で使い分けることや、肉を食べる場合は十分加熱することなど、対策を呼びかけています。

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