子育て世代の市民に安心して商業施設を利用してもらおうと、石川県七尾市に22日、赤ちゃんのおむつ替えや授乳などができる新たなケア施設が設けられました。

哺乳瓶のイラストが描かれた、木製の小さなスペース。
七尾市の複合施設「パトリア」で、子どもたちの遊び場の一角に新たに整備された「mamaro(ママロ)」です。

プライバシーが保たれた鍵付きの個室は、広さが1畳ほどで、赤ちゃんとママやパパがおむつ替えなどに利用できるソファなどが備えられています。

七尾市と包括連携協定を結ぶ生命保険会社が寄贈

七尾市と包括連携協定を結ぶ第一生命保険が寄贈し、原田幸治金沢支社長に感謝状が贈られました。

第一生命保険 原田幸治金沢支社長
「授乳スペースというのが赤ちゃんの人数に対して全然足りてない状況で、トイレのスペースとかを使って大々的に授乳スペースがあると思うんですけど、それをショッピングセンターなどが準備するとかなりお金がかかるみたいなので、それをこれに変えることで費用的には10分の1になるという風に聞いています」

第一生命保険によりますと、「mamaro」は全国各地の商業施設や道の駅などでも導入が増えていて、県内では野々市市に次いで2例目となります。

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