白山市内の公園を爆破すると予告し、さらに公園内にある施設に火をつけたとして、金沢地検は、白山市職員の男を威力業務妨害などの罪で起訴しました。

器物損壊と威力業務妨害の罪で起訴されたのは白山市公園緑地課の職員の男(34)です。

男は、7月8日の朝、白山市の松任総合運動公園内にある木造平屋建ての東屋に火を放ち、およそ70万円相当を焼損させた器物損壊の罪に問われています。

また、公園の管理事務所から白山市に「白山市役所と松任運動公園を7月8日、本日午前11時に爆破させる」などと書かれたFAXを送り、業務の遂行に支障を生じさせたとして、威力業務妨害の罪にも問われました。

男は公園の維持・管理業務などを担っていて、逮捕当時、警察の調べに対し容疑を認めていました。

男は当初、放火の疑いで逮捕されていましたが、金沢地検は、器物損壊罪に切り替えたことについて、「証拠に照らして事実を認定した」と説明しています。

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