パリオリンピック™の柔道女子57キロ級の金メダリスト、出口クリスタ選手が19日、母校で開かれた報告会に出席しました。

輝く金メダルを胸に登場したのは、出口クリスタ選手。


ともにパリオリンピックに出場した妹のケリー選手と、松本市の母校松商学園高校を訪れました。

長野雅弘校長:
「オリンピック出場、金メダルは、126年の歴史を誇る松商学園で初のことです」

報告会は2学期の始業式に合わせて行われ、長野雅弘(ながの・まさひろ)校長は「多くの勇気と感動、力強さを与えてもらった」と、2人の健闘を称えました。

卒業生初のオリンピアンとなった、出口姉妹。

熱い応援に感謝を述べ、同じ学び舎で高校生活を送る後輩たちへメッセージを送りました。


出口クリスタ選手:
「恋愛も勉強も部活もいたずらも全部全力でやって記憶に残るような高校生活を送ってほしいと思っていて」
「各々頑張っているものがあると思うが、それも悔いがないように、たとえ前に進むか、そこでやめるか、いろんな選択肢があると思うが、そこで後悔のないような選択を、今後していってください」

柔道部の後輩:
「一番はかっこいいなって思って。(高校時代に)切磋琢磨してやってきたことはクリスタさん、ケリーさんも今の自分たちと変わりないと思うので、いま3年生なんですけど、頑張ってきてよかったなと思いました」
高校生:
「凄い人に会ったなって!自分はバレーボールをやっていて3か月後に選手権の大会があるので、そこで全国大会へ行けるように、金メダルを持って戻ってこれるように頑張りたい」

後輩たちからは、2人も高校時代に歌った校歌と応援団のエールで祝福され、姉妹は大きな拍手に送られて会場を後にしました。

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