使用済み核燃料の再処理工場について、日本原燃は9月末としていた完成目標を2026年度内にする方向で調整していることがわかりました。

関係者によりますと、再処理工場の完成に必要な原子力規制員会による工事計画の審査が長期化していることなどが要因となり、日本原燃は9月末としていた六ヶ所再処理工場の完成目標を2026年度内にすることで調整しているということです。

再処理工場の完成は当初、1997年の予定でしたが、試運転中のトラブルが相次ぐなどして完成には至っておらず、これで27回目の目標延期です。

原子力規制委員会による再処理工場の次の審査会合は8月26日に開かれる見込みで、日本原燃は23日に工場の完成延期を県と村に報告する見通しです。

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