きのうからきょうにかけての空港の様子をご覧いただきましたが、現在はどのようになっているのでしょうか。中継で伝えてもらいます。浅上さん!

JNN取材団 浅上旺太郎記者
宮崎空港では、8日の地震の影響で、滑走路の安全確認のためおよそ2時間半にわたって飛行機の離着陸ができず、2日間で19便が欠航しました。

空港で一夜を明かした人もいたということです。

9日は午前中から通常運航に戻っていますが、お盆休みの直前ということもあり、多くの人で混雑しています。

しかし、その空港施設には被害も出ています。

地震の揺れで2階と3階をつなぐエスカレーターが動かなくなったほか、一部の壁が破損しました。

また、空調の給水管が破損したことで水漏れが発生し、一部の階段が使えなくなっています。

対応にあたった宮崎空港ビルの前田さんです。
こちらのビルで一夜を過ごした方がいらっしゃたということですが、どのような対応をされたのでしょうか?

(宮崎空港ビル 前田剛宏取締役総務部長)
「昨晩は23名の方が空港に泊まりました。通常では余りないことなのですが、行き場をなくした方が多かったものですから、私たちが備蓄している非常用の毛布やパン、水やお茶を配布して、朝6時半まで到着ロビーで過ごしてもらいました」

かなり空港の施設にも被害が出ているようですが、復旧の見通しはどうなっていますか?

(宮崎空港ビル 前田剛宏取締役総務部長)
「いま、エスカレーターが2機、停止しています。きょう、あすでの復旧を目指していますが、お客様の安全が優先しながら進めていきたいと考えています」

エアコンも一時停止していたということですが、今はいかがでしょうか?

(宮崎空港ビル 前田剛宏取締役総務部長)
「昨日は地震の影響で、水冷式の空調機器に行く水の供給が止まってしまったのですが、けさから段階的に復旧しており、いま、すべての空調機器は動いています。しかし、まだ、不具合のあるところありますので、もうしばらく、お客様にはご迷惑をおかけしますが、こちらもあわせて復旧を急いでいるところです」

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