奥州市の住宅の敷地内にある牛舎で、連日クマに牛の餌が食い荒らされる被害が発生しています。
こうした被害を受け、地元の猟友会が7日わなを設置しました。

8月3日から7日までに5回の物的被害が確認されているのは、奥州市胆沢若柳の渡邉敬一さんの牛舎です。
6日の早朝には渡辺さんが牛舎内にある、鉄製の箱に入った牛の餌を食べている成獣のクマ1頭を発見しました。
牛舎は引き戸の下半分が破られていて、クマはそこから牛舎に侵入したとみられます。
クマは渡邉さんに気付いて立ち去りましたが、この牛舎では配合飼料が袋ごと持ち出されるなどして食い荒らされる被害が、今月3日から7日までに5回も発生していて、合わせて10袋200キロが被害に遭っています。
クマは7日朝も餌を食べに来ていたということです。

(渡邉敬一さん)
「ラジオつけても来ますし、バリケードしても来るし、つっかえ棒をしても壊されるし。早く捕まってほしいと思います」

奥州市の依頼を受けた猟友会が7日午後、牛舎の近くにわなを設置しました。

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