上田市の菅平高原で合宿を行っていた東京都の中学生と高校生合わせておよそ30人が、おう吐などの体調不良を訴えていたことが関係者への取材で分かりました。
このうち1人は救急搬送されていたということです。


体調不良を訴えたのは、上田市菅平高原の宿泊施設で部活動の合宿を行っていた、東京の中高一貫校の男子中学生と男子高校生合わせておよそ30人です。

関係者によりますと、3日の昼食後に中学生1人がおう吐し、その日の夕食後にもおう吐したということです。

4日には、別の生徒およそ30人がおう吐や下痢のほか、発熱やのどの痛み、頭痛などの症状を訴え、9人が医療機関を受診しました。

このうち1人は救急車で病院に搬送されたということです。

学校によりますと、現在は症状の重い生徒はいないということです。


上田保健所は、感染症や食中毒の可能性を含めて詳しい状況と原因を調べています。

宿泊施設によりますと、現在は営業を自粛しているということです。

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