熊本県内の最低賃金について審議する専門部会で意見がまとまらず、新たな最低賃金のスタートは10月2日以降にずれこむことになりました。
熊本地方最低賃金審議会では、現在の898円に対し、これまでに労働者側は152円、経営者側は32円の引き上げを提案しています。
関係者によりますと、8月5日の専門部会では、労使の委員の間で意見の隔たりが大きく、労働局長への答申には至りませんでした。
熊本労働局が目指していた10月1日の改定には異議を申し出る期間を考慮して、8月5日までに答申する必要がありました。
10月1日の改定に間に合わないのは2年連続で、次の専門部会の日程も決まっていません。
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