記録的な大雨から2回目の土日となったきのうとおととい、被災地には多くのボランティアが入り、片付け作業を手伝いました。

一方で、猛暑が片付け作業に影響を及ぼしています。

大雨で最上川が氾濫し甚大な被害を受けた戸沢村蔵岡地区。

きのうも現地では片付け作業が続いていました。

中村大樹さん「ちょっと湿っているような跡が付いている所まで(水が)上がりましたね」

ここ中村大樹さんの家は一階部分がすべて浸水し、家電などがほぼ使えなくなりまりた。

日曜日のきのうは、困っている中村さんを助けようと、中学時代の同級生が駆けつけていました。

中学の同級生 海藤大希さん「こういった状況で、想定よりも大変だなと思って、何か力になればなと思って」

平日は仕事があるため休日を利用して、きのうは、同級生などおよそ10人が駆け付けました。

中村大樹さん「大丈夫かって連絡も頻繁にもらって、すぐ集まってくれて(作業が)かなり進んでいるのでありがたい」

県内は、梅雨が明けてから猛暑が続き、片付け作業に影響を与えています。

中学の同級生 海藤大希さん「(暑さや作業が)大変なんですが、水害を受けた本人が一番大変なんで、一日でも早く助けてあげられたら、生活復旧ですね、なってくれたら」

中村大樹さん「人の手は何人いても助かる。蔵岡地区全体で力を貸してもらいながら、少しでも早く(復旧)できればなと」

きのう戸沢村では、猛暑のため午後からのボランティア活動が中止になりました。土日で多くのボランティアが集まりましたが、猛暑がその作業を阻んでいます。

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