3日も全国的にに気温が著しく高くなり、健康被害が生じる恐れがあるとして、環境省と気象庁は、福島県から沖縄県にかけての広い範囲で『熱中症警戒アラート』を発表しています。
室内でエアコンなどを使用し涼しい環境で過ごすなど、熱中症予防のための行動をとるように呼びかけています。

気象庁によりますと、日本付近は高気圧に覆われ、気温が平年よりかなり⾼くなる所がある見込みです。3日の日中予想最高気温は、名古屋で38℃・大阪で37℃など、40℃に迫る所もあるほか、そのほかの地域でも35℃以上の猛暑日が予想されるなど、全国的に猛烈な暑さとなりそうです。

室内ではエアコンを我慢せずに使用するほか、こまめな水分補給や塩分補給を行うなど、『熱中症への対策』を徹底するようにしてください。

環境省と気象庁は『熱中症予防のための行動』として、
・エアコンなどを使用して涼しい環境にして過ごす
・こまめな休憩や水分補給・塩分補給をする
ように呼び掛けています。

また、自宅のエアコンが故障したなど、涼しい環境で過ごすことができない場合には、重症化等を予防するために、衣服を緩め、皮膚を濡らして、うちわや扇風機であおぎ、氷やアイスパックなどで冷やすなどしてほしいとしています。

『特に実施していただきたいこと』熱中症弱者のために

○脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。

○自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。

○管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。

今後の気象情報には、十分に注意してお過ごしください。

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