連日厳しい暑さが続いています。手軽に取り入れられる熱中症予防・対策として効果的とされているのが「手のひらを冷やす」ことです。

「冷たい飲み物が入っているボトルを持つ」だけでも熱中症の予防・対策につながります。

日本気象協会によりますと、手のひらや足の裏、頬には、動脈と静脈を結ぶ「血管の部位」があり、暑ければ血管を開き、寒ければ血管を閉じることで「深部体温」をコントロールしています。

運動時や運動後、暑さを感じる帰宅後などに、手のひら(可能であれば肘まで)を水に浸けるなどして冷やし「深部体温」を下げることが、熱中症の予防・対策につながります。

そして、常温ではなく「冷たい飲み物を飲む」ことも熱中症の予防・対策につながります。

冷たい飲料(5℃~15℃)は「深部体温」を低下させ、胃にとどまる時間が短いことで速やかに吸収されるため、「深部体温」が上昇している場合や、大量の汗をかき水分を失っている場合に効果的です。

ただし、胃腸への刺激や負担がかかる場合もあるため、一度に大量に飲みすぎないよう注意してください。(情報は日本気象協会推進「熱中症ゼロへ」プロジェクトより)

外で運動や作業をされる方はクーラーボックスなどを使って冷たい飲み物を用意し、手のひらを冷やしながらこまめに飲むことを心がけると、熱中症予防につながります。

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