記録的な暑さが続く中、2日は全国各地で猛暑日を記録しました。
鳥取県内では、10代や20代の熱中症の疑いによる救急搬送も発生しました。

消防によりますと、午前6時15分頃、鳥取県境港市内で20代の男性が職場でもたれかかるように倒れるなど、県西部では計6人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

一方、倉吉市では、午前11時半頃、16歳の男性がバスケットボールの部活練習中に体育館で倒れ、熱中症の疑いで救急搬送されました。
搬送時、意識はあったということです。

週末も厳しい暑さが予想されています。
鳥取県では、3日、熱中症警戒アラートが発表されています。
鳥取県では、3日は、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあります。
室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとってください。

【熱中症予防のための行動】
まずは、室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごしてください。その上で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしてください。
涼しい環境で過ごすことができない場合(自宅のエアコンが故障した場合等)は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やすことも対策として考えられます。

【特に実施していただきたいこと】
■脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。

■管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。

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