福岡市南区のアパートの駐車場で元同僚の会社員の男性を果物ナイフで刺してけがをさせたとして、50代の無職の男が緊急逮捕されました。

男は「自分の彼女をバカにするSNSが送られてきた。気持ちを抑えられずに犯行に及んだ」と容疑を認めているということです。

傷害の疑いで緊急逮捕されたのは、住所不定で無職の水田直利容疑者(59)です。

水田容疑者は1日午前6時ごろ、福岡市南区のアパートの駐車場で、アパートに住む会社員の男性(54)の顎や指を果物ナイフで刺し、顎や指に軽傷を負わせた疑いが持たれています。

警察によりますと、水田容疑者と男性は会社の元同僚で、男性が警察に被害を申し出て事件が発覚しました、

男性の供述やけがの具合などから水田容疑者の関与が浮上しました。

水田容疑者は、事件の前日に仕事を辞めていて、犯行当時、男性と同じアパートに住んでいたとみられています。

取り調べに対し、水田容疑者は「仕事上の態度に不満を募らせていた。それに追い打ちをかけるようにして自分の彼女をバカにするSNSが送られて来た。気持ちを抑えられずに犯行に及んだ」と容疑を認めているということです。

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