パリオリンピック™のセーリングは日本時間1日にウインドサーフィン種目のiQFOiL級の予選最終日を迎え、セーリング競技では日本最多となる5回目の五輪出場となった富澤慎選手(新潟県柏崎市出身)は18位で今大会を終えました。

富澤選手は1日に行われた予選3レースで9位-17位-13位となり、全13レースで行われた予選全体で18位となり準々決勝を逃しました。

富澤選手は日本セーリング連盟を通じて、以下のようにコメントしています。

「今大会は実力不足のまま挑むというのは最初から分かっていたことなので、い
かに攻めたレースをして可能性を掴んでいくかというチャレンジをしました。そ
の目標に対してはすごく満足してオリンピックを終えることができました。

レースは本当にハイレベルで、攻め続けるという気持ちでずっとやっていました。
毎回、白熱した楽しいレースができました。結果は 18 位で振るわなかったですけ
れど、新種目にチャレンジして、僕もいろいろな意味でチャレンジしてきました
し、一緒にトレーニングをやってきたメンバーたちもそれぞれにチャレンジして
いるので、この大会がスタートになってこの新種目で世界と対等に戦える人たち
が出てきてくれることを祈っています。

この先についてはうっすら考えてはいますが、まだ具体的なことは決めていませ
ん。ただ、自分自身が挑戦するということは……ないですね。この世界ではたぶん
もう、僕が今からエンジンをかけても追いつくことはないと感じていますから、
新しい人が出てくるのがいいと思っています」

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